チョコレート嚢胞の手術記録

私が体験したチョコレート嚢胞の手術記録です。

術前検査&整形外科受診

 

手術の約2週間前に術前検査がありました。

術前検査の日に手術の同意書も書く為、母と2人で朝一で病院へ。

 

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受付を済ませ、まずは採血。

どうせならフルコースでやっとこう!と先生に言われたので、私は7本とりました。笑

 

その後はレントゲン。一瞬で終わる。

レントゲン撮る時は金具が付いている服やブラではなく、ブラトップの方が着替えもないので楽だし早く終わります。

 

最後は検尿をして、心電図と肺機能検査。

検尿と心電図は良いのですか、肺機能検査が地味にしんどかった。笑

 

あと私は、MRIを撮った時に「硬膜拡張症」というものが見つかったのでその件で整形外科を受診。

 

硬膜拡張症だと術後の背中からの痛み止めなどが使えないかもしれないので、その確認の為に受診しました。

 

結果は、点滴などの針を刺すと硬膜が破れてしまうのでやはり使わないほうが良いとのことでした。

 

まあこれに関しては、他にいくらでもやりようがあるので特に気にしていませんでした。

 

そしてやっと婦人科受診。

血液検査の結果、腫瘍マーカーは45前後。

他の数値は全く異常無し!

 

検査の結果、悪性の可能性は極めて低い。

 

が!術後の病理検査で悪性と出る事もなきにしもあらずだからその辺は了承してね。との事。

 

あとは手術の同意書に記入や入院のお話などをしてこの日は終了!

 

お盆明けだった事もありトータル4時間半。

めちゃくちゃ疲れました😇

 

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次回は入院するにあたって購入したもの、

あって便利だったものなどを紹介します。

 

MRI検査&検査結果

前回の受診から一週間後。

MRI検査を受けました。

 

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MRI検査当日。

 

10時20分からの検査なのに

何故か9時半には病院に着いてしまい、

無駄な待ち時間があって疲れました。(自業自得)

 

いざ検査に呼ばれて、台の上に寝転びます。

身体を固定されて、イヤホンをセットされて

MRI開始。

 

だいたい検査時間は40分くらい。

途中で造影剤も入れて胸から下のMRIを撮りました。

 

この日は造影剤を使ってMRIを撮ったので

副作用が出ないか確認の為、30分待機してから帰ることが出来ました。

検査結果はまた一週間後に分かります。

 

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MRI検査結果】


次の週にMRIの検査結果を聞きに行きました。

 

検査の結果、左卵巣約4cm・右卵巣約1.5cm

左の卵巣に関しては、雪だるまの様に2つ連なっている感じになっていました。

 

でも、経膣エコーの時に比べると2cm程小さくなっていました。なんでだろう?

 

しかし、ここで新たなる試練勃発。

持病の影響で、硬膜に水が溜まる

「硬膜拡張症」である事が発覚しました。

20年、持病と付き合ってきたけど初耳。

 

この硬膜拡張症の為、術後の硬膜外麻酔が

受けられない可能性があるので、確認する為

後日整形外科も受診することになりました。

 

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次回は術前検査と整形外科受診編です。

 

 

担当医の外来受診

 

手術となると、担当医が変わるため

前回のB病院受診から1週間後、再度

担当医の外来を受診しました。

 

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私の担当の先生は女医さんです。

この日は

  • 手術についてのお話
  • 手術までの流れ

などを話しました。

 

手術についてのお話

手術に関しては以下2点くらいでした。

 

  • 手術は腹腔鏡手術で行う事。
  • たとえ手術で嚢腫を取って綺麗にしても

        再発することは大いにある事。

 

私もチョコレート嚢胞が分かってから色々調べたので、手術方法や再発の可能性などは理解した上で、手術する事を決めました。

 

 

手術までの流れ

この診察で、ざっくりと手術までのスケジュールを決めました。

 

まずは次の週にMRI検査。

その後MRIの結果を専門の先生に診てもらい

見解をだして貰います。(ドラマのラジエーションハウス的な?ものだと思います。笑)

その結果が出るのに1週間かかるので、また来週受診が決定。

 

その後は、手術するにあたって

持病の心疾患などの関係で循環器受診の日程。

 

術前検査の日程

 

手術の日程

 

をざっくりと決めていき、この日の診察は終わりました。

 

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次回はMRIの検査&検査結果を聞きに行く編です。

 

第2の婦人科受診

 

前回受診した婦人科が最悪だった為、別の婦人科を受診する事を決めました。

 

今回は第二の婦人科受診編です。

 

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【第2の婦人科受診】

仕事がバタついていた事もあり、前回A病院を受診してから1ヶ月後に違う病院へ。

 

最初に受診したA病院はクリニックだったので、最悪手術になるのならと婦人科が入っている総合病院(B病院)を受診する事にしました。

 

ただ、前回腫瘍マーカーを調べる為に採血をしていたのでその結果だけでも教えてもらおうと同じ日にA病院へ行きました。

 

診察室へ通され、腫瘍マーカーの結果を聞き

「まだ決められないので、また今度予約します。。。」と伝え早々に帰りました。

もう二度と来ないけど。

 

腫瘍マーカーの結果は基準値を少し上回るくらいでした。

その結果を持ち、B病院を受診。

 

問診をしてから、内診。

ちなみにこの日は生理2日目でした。

生理中でも検査出来るのだろうか。。と不安もありましたが、問題無く出来るとの事で一安心。

 

内診も問題無く進み、ついでに子宮頸がん・子宮体がんの検査も行いました。(がん検診については異常無しでした。)

 

そして、エコーを撮ってみての診断結果。

左卵巣が6cm
手術適用サイズ
手術方法は腹腔鏡手術
手術をしても再発する可能性がある病気だけど、このまま放置すると破裂や捻転する事があるから早々に対処するべき。
との事でした。

 

私はB病院を受診する前から、手術する事は決めていました。

 

理由は

  • 体質上、薬の副作用が出やすい。
  • 幼少期から心臓が悪く、ピルも飲めない。
  • 放っておいてもいい事ないし、破裂や捻転、ガン化するリスクもある。

 

なので、一度手術をしてリセットしてしまおう。と思いました。

もちろん再発する可能性がある事は理解したうえで、です。

 

手術の意向を先生へ伝えました。

手術となると担当の先生が別になるらしく、

後日その先生の外来を受診する事になりました。

 

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次回は担当医の先生の外来受診編です。

 

第1の婦人科受診

 

内科でのCT撮影で、卵巣に嚢腫らしきものが見つかりました。

今回は婦人科受診編を書いていきます。

 

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【第1の婦人科受診】

後々書きますが、私は二ヶ所の婦人科を受診しました。

理由はただひとつ。

最初に言った婦人科が最悪だったからです。

ここで書く話は、この婦人科での話。

 

病院選びは本当に大事だし、自分が納得出来る先生じゃないと自分の身体を預ける事なんて出来ません。

なので私は、早々に病院を変えました。

 

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内科で「卵巣が腫れてる」と言われたので

とりあえず地元の1番近い婦人科を受診。

 

診察室に通され、腹部CTを撮った際に言われた事を伝えると、

「生理終わりすぐに撮ったからじゃないの?

あのね、卵巣って生理によって少し大きくなるもんなの。だからじゃないの?まあ一応見るけど。」と言われる。

 

、、、はぁ?」これが私の感想。笑

こっちは何もわからず、不安だから受診した訳で、こんな事言われる為に病院に来た訳じゃありません。

ですが、ここはグッと堪え内診台へあがりました。

 

この病院の内診台の右の壁にはモニターがついていて、エコーの映像が観れる様になっていました。

 

エコーを入れられ、卵巣を見ます。

「右は腫れてないじゃん。左は〜、、あ〜腫れてるね〜」と言った次の瞬間!!!!

 

入れられてるエコーカメラで、子宮をぶすぶす刺されました。激痛。まじで激痛。

「これ痛いでしょ〜?」って言いながら、ぶっすぶす刺される。拷問。

せめて一言言ってからにしてくれよ。まじで。

 

この時点で病院選び間違えた、と思いました。

 

で、また診察室に移動。

先程のエコー写真を見ながらの説明。

その説明もまぁ酷かった。笑

 

「左が5cm腫れてるから、まぁチョコレート嚢胞だろうね。治療するなら薬飲むか、手術するか、気にならないなら放置。薬のパンフレット渡しとくから、まぁどれにするか決めて2週間後にまた来て、んで今日ついでに腫瘍マーカー用の採血してって〜。じゃあ今日終わり」

 

 

、、、、、ん?

終わり?え?

何にも分からないのに、薬のパンフレットだけ貰って、それで2週間後に決めなきゃいけないの?え?おかしくない?

 

混乱する私。笑

 

治療に関して何にも分からず決めてこいと言われ、非常に困った私。

採血の際に、看護師さんに質問しまくったけどイマイチ分からずじまい。

 

病院の帰り道、ぐるぐる考えていたら混乱から怒りに変わり

もう二度とあんな病院行かない」と決意。

 

別の婦人科を受診する事を決めました。

 

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次回は第二の婦人科受診編を書きます。

自己紹介

このブログは、私が体験した

チョコレート嚢胞」の手術記録です。

 

その記録を書く前に、簡単な自己紹介。

といってもそんなに紹介する事無いんですが笑

 

・病気発覚時の年齢...31歳

・未婚

・販売業(立ち仕事)

 

【このブログを書こうと思った経緯】

私がチョコレート嚢胞と診断された時、まず思った事は

ところでチョコレート嚢胞って何?」でした。

もちろん名前は知っていました。

ですが、何がどうなってどうなる病気なのか、それがイマイチ理解出来ていませんでした。

 

最初に行った病院ではきちんと説明して貰えず、詳しく聞ける雰囲気でも無かった為、とりあえずネットで検索。

沢山の体験談を読みました。

 

そこで、ひとつのブログに出会いました。

momotarsonさんのチョコレート嚢胞・卵管水腫の腹腔鏡下手術記録というブログです。

 

私はこのブログを読んで、手術への不安がとても軽減しました。

とても分かりやすく、前向きなmomotarsonさん。そして何よりも、なんだか元気と勇気が出る文章。

私もこの方の様に、同じ病気の方に分かりやすく前向きになれるブログを書きたい。そう思いました。

私のブログは、文才もなく分かりづらい事も多々あると思いますが、同じチョコレート嚢胞の手術を控えている方の不安を少しでも軽くする事が出来れば、と思い書く事を決めました。

 

良ければお付き合い下さい。

 

【チョコレート嚢胞発覚の経緯】

ある日から突然の体調不良。

動悸から始まり、眩暈・耳鳴り・胃痛・不眠。。

この症状を何とかするべく、色々な病院に掛かりました。

 

内科での腹部CTを撮影した際、先生から

「卵巣が腫れてるね。僕は専門外だけど、きっとチョコレート嚢胞とかだと思うから婦人科に行って詳しく調べてみた方が良いよ。」と。

 

「まさかの卵巣?予想外。」

これが率直な感想でした。

この時はまさか自分が手術するなんて、全く想像もしていませんでした。

 

でも、この腹部CTが無ければ発覚しなかった。

もしかしたら、破裂したり捻れてから発覚して手遅れになっていたかもしれない。

そう思うと、本当に運が良かったと思います。

 

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次回は婦人科受診編を書こうと思います。